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随分と暖かくなりました

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時間がいくらあっても足りないなーと感じる時が人生に何度あるのかはその人次第なんでしょうが、今僕はそうです。半分は音楽のことで、半分はプライベートのことで、ここまで同時に抱えている状況は、今までにナイロンカーテンです。考えアレンタウン(1曲目)。

と言いながら、心持ちはこれまた今までないくらい爽やかでいられています。経験というのか、開き直りというのか。不安というものにはよく見るといくつかの種類があって、そのうちのいくつかはいずれは「なーんだ、不安になって損した」と思うようなものであると、ちょっとは見分けがつくようになってきたのかもしれません。

ジブリの宮崎駿監督が、映画製作の佳境に差し掛かるにつれ目に見えて険しい表情になっていったのをテレビで見ました。「僕は本来不機嫌な人間でいたいんです。自分の思いだけに浸っていたい。」

自らを追い込み、極度の集中を維持して、その中でもがき、這いつくばり、手探りし、思いつきもしなかったことを表現していく。宮崎監督のレベルには遠く及ばないけど、僕も十数年前にその道を志すことにしたひとりです。歌を作って歌うことは、僕にとって人に言われてやってることではありませんでした。そこを見つめ直すことが出来た上で、今月で5年籍を置いたオアシスから離れることにしました。今後当分はフリーで活動を続けていきます。「清水の舞台から飛び降りるつもりでやらないと何も変わらない」という古めかしい言い回しで父が助言してくれたことも、少なからずこの決断を後押ししてくれました。

これを読んでいる方で今までに清水から飛び降りた経験のある人はぜひアドバイスを下さい。「結果よかったけど、骨は折れるね、確実に…」とか、生々しいものでも構いません、って笑っていいのかどうかわかりにくい?ハハハ。いいんです、笑われても、骨が折れても(ごめん、これは強がり)。ここで公表した以上、この決断がよかったか悪かったかはいずれハッキリするわけです。だからまぁ野村冒頭に述べたように、もうあとは自分次第ってことやねー。今は多少てんやわんやだけど、よしって思ったら次の瞬間に今までにないくらい体の力を抜くこともできる気がする。あ、今までがひどく硬かったってだけかも…。

オアシスのスタッフにはこの場を借りて感謝します。また父と同じように、決断を支持してくれた友と家族にも。それから、今後もみなさんに感動してもらえるような音楽を作り続けていきたいと思います。それが目的です。どうぞよろしくお願いします。

といったところで、4/28の新宿でのライブ、まだ残席ありまっせ。どこの骨が折れてるかどうか確かめに来て下さい。