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ラ・ガンダ〜ロスロボス

冬に逆戻りしたかのような寒さです。残りチケット数を表示してから3日間で3枚の予約を頂きました。内訳は1日1予約でなく、何の音沙汰もない日が2日と、3件の予約を頂いた1日です。ドキドキというかこれ、ビクビクですね。残り一週間で7枚。なんかアンテナが立ちそうで立たない場所で携帯に向かってがんばれーって言ってるみたいな気持ちです。がんばれー。しかしこれは自分に向けて言うべきかな。

火曜日にレーシック近視手術を受けてきました。思ったよりもちゃんとした手術でした。レーシックのことをインターネットで調べると、手術の手順は出てくるけど、手術中、つまり実際にレーザーを当てている間、受けてる人間がどんな世界を見てるかはあまり紹介されてません。当然だけど眼の手術だから眼が空いたままなんです。だから見えるんですね、一部始終が。

これを参考に話をすると、僕はまず手術用の大きなイスに横たわらされ、頭の位置を軽く固定されます。この時点で僕は普段着だけど、先生達はすでにTV番組の「ER」のような格好(もしくは「振り返れば奴がいる」のような格好)で、まずこのギャップが異空間度を高めます。僕を乗せた大きいイスは180°回転し、ちょうどレーザー照射機の真下に顔が来ます。おそらく億円という値段のするこの機械はチューン、チューンという不気味な音を出し、僕も目の前では小さい黒い穴の中で赤い光が点滅してます。SF映画さながらです。地鳴りのような低い音も聞こえます。手術中は基本的に両目でこの赤い光を見てるように言われます。手術は片目づつ行われます。1の最終チェックを済ませる頃には開眼機で眼が閉じられないようになっていて、点眼麻酔というのも目薬くらいの量ではなく、何か細い管からじょーっというくらいかけられます。まっすぐ見ているはずの赤い点滅が少し上下にぶれます。2「フラップを作りますー」という声の後に、眼の上で何かが半回転くらいします。3先生がおそらくピンセットを使ってフラップをぺろんとめくります。これが本当にぺろんでした。めくったとたんに、今まで見えていた赤い点滅の輪郭がなくなり、すごくにじんで形を失います。4「ではレーザーをあてていきます」と言うと、バチバチ、バチバチ、ガガガガ、という工事用ミシンのような音がします。眼に何かが当たっている感覚はありません。赤い点滅は原形をとどめないまま、一応点滅だけは続けています。なるべく両目で見るように言われてたのに、いつのまにか手術を受けていない方の眼をつぶってしまっていることに気づきました。体にも力が入っているようです。怖くはなかったんですが、目の前にする全く新しい感覚世界に、肉体と視界のバランスがうまくとれません。30秒くらいでレーザー照射が終わり、また先生の手で5フラップがぺろんと戻されます。戻されたとたんに、赤い点滅は輪郭を取り戻します。すぐさま洗浄液のようなものが大量にかけられます。コイン洗車機を車内で見ながらかけている感じです。フロントガラスの上を流れる大量の洗浄液。眼というのはまさにガラス体で、それを通して映る世界を僕らは見ているだけなんだというのを実感しました。

もう一方の眼も同様に処置を終え、手術イスから降りる時にはすでに視力は戻っていましたが、結構しみるのであまり長いこと眼が開けられません。そのままソファで20分くらい休みます。点眼麻酔が切れてくるにつれて、痛みが出てきました。個人差があるらしいのですが、僕の場合はかなりの痛みで、なかなか眼が開けられない状態でした。その日他に手術を受けられていた数名の方は、見る限り全然平気そうでした。数時間病院で過ごした後、再度診察を受けました。術後の状態は問題ないとのことでした。雨の渋谷の街を薄目を使っておそるおそる歩き、何とか家まで戻ります。結局その日は最後まで痛みがひかず、予定してた作業をあきらめて、子供と一緒に9時に寝ました。

痛みは次の朝には消えていましたが、今もまだ視力に安定を欠いてます。こうしてパソコンの前に座ってキーボードをうつ作業も楽々とはいきません。近くのものは見えづらいし、眼もこすれないし、保護用に度の入ってない眼鏡をかけているので裸眼での視力が良くなったという実感も持ちにくく、あーレーシックをやってよかったー!という感想はまだ書けなくて、やれやれなんだか中途半端なレポートになってしまいました。

でも、手術後の視力は安定するのにしばらく時間がかかるようです。おそらくワンマンライブの頃には、裸眼アーティストとして本領を発揮し、はりきって歌えると思います。ガラガラガラ裸眼だ〜♪…なんだこのオチ。僕の新しい裸眼を見たい方は、ずぃ来週末新宿SACT!まで足を運んで下さい!残り7名様!