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ハートにファイヤ

ビリー・ジョエルが1989年に出した「Storm Front」というアルバムに
この変な邦題の変な曲が収録されていて、
今となってはなんでまたこの曲でという思いですが、
僕は高校生の時にこの曲を聴いて音楽に目覚めてしまいました。


というのを、今日の昼間にふと思い出して、
CD棚の上の方から(ABC順)久しぶりに引っ張り出してみました。

080703_032842.JPG

写真ではわかりにくいかもですが、
歌詞カードの折り目の部分が変色してます。
20年くらい前のものだから当然だけど、
この変色した部分に指を置いて、
必死に歌詞(もちろん英語)を覚えたもんです。
生真面目な方のミュージシャンなので、
できれば僕の歌詞カードの折り目も
誰かの家で静かに変色してくれていれば…
と妙な期待していたりします。


「ハートにファイヤ(We Didn't Start The Fire)」という曲は
ビリー・ジョエルが産まれた1949年から発表当時までに起こった
様々な事件やできごとを箇条書き風に歌っていくと言う
なんのことやらわからない曲です笑。
例えば、1955年の部分の歌詞は

「Einstein, James Dean, Brooklyn's got a winning team
Davy Crockett, Peter Pan, Elvis Presley, Disneyland 」

となってて、和訳すると

「アインシュタイン死去、ジェームス・ディーン事故死、
ブルックリン・ドジャースのワールドシリーズ制覇、
テレビ番組「デイビー・クロケット」大ヒット、
ミュージカル「ピーターパン」人気、
プレスリーがRCAと契約(翌年デビュー)、ディズニーランド開園」

ということになります。
(ディズニーランドがこんなに昔からあるなんて知らんやった。)
洋楽にまったく興味のなかった僕ですが、
この突拍子のないアイデアが逆にとっつきやすく、
あろうことか歌詞を暗記してしまいました。


で、いざ歌えるようになってみると、
これがまた楽しいんですね。
日本語の歌詞にはない英詞独特の歯切れの良さは、
僕にとってみれば今まで口にしたことのない食感でした。
結局の所、この「歌っていて楽しい」というのが僕の原点であり、
最近、そのことをよく考えます。


今は月曜日のふかどんのことで頭が一杯で、
なんでもすぐそこに繋げようとしてしまうけど、
偉そうな言葉を見繕っても、
丁寧に丁寧に曲を彫っても、
僕がステージでできることで
最も自分を表現できるのは、
やはり「歌っていて楽しい」なんだと思います。
そういうライブにしたい。


そういえば去年の七夕ライブも
偶然ですがビリーの「Vienna」という曲から始めました。
この曲も丸暗記して大学の英語の授業でアカペラで歌った記憶があります。
僕が初めて人前で歌を歌った瞬間です。

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